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アフターフォロー

肺がん手術後の定期的な検査。万全な体制でのフォローアップ。

肺がんの手術が終了してもそれが治療の終着点ではありません。肺がんは、手術後も定期的なチェックを行っていくことが非常に重要です。
当診療科でも万全のフォロー体制で、患者さんが毎日を安心して過ごしていただけるようバックアップします。

定期的な外来検査にてフォローアップ。

手術後の外来でのフォローアップはどのようにするのですか。

肺がんの手術後には、定期的に慶應義塾大学呼吸器外科外来にお越しいただき、医師とのお話し、血液検査、胸部レントゲン写真などの検査が行われます。通常、手術後の初回外来は約2週間後に予約させていただきます。その後は、病状に合わせて通院の感覚を1ヶ月、2ヶ月と延ばします。最初の3ヶ月においては主に手術によるダメージからの回復具合をチェックします。3ヶ月以降は早期の肺癌であれば4ヶ月から6ヶ月毎にCTや採血などの検査を行います。手術後の病理診断で術後加療が必要と判断された場合には通院または入院にて追加治療を行います。以下にフォローアップの例を示します。

肺がん手術後の定期検査(例)
手術後2週間後から[1~2ヶ月毎]問診・触診・レントゲン・血液検査(術後の経過を診ます)1年後から[4~6ヶ月毎]問診・レントゲン・胸部CT・血液検査(再発のチェックを行います)

※病理診断(外来で結果を説明します)で術後加療が必要と判断した場合は、外来又は入院にて追加治療を行います
※予約外でも希望があれば診療を行います

退院後予約日以外でも診察してもらいたいときはどうすれば良いですか。

予約外でも外来にいらっしゃっていただければ診察します。

再発した場合はどの様な治療がありますか。

再発とは通常一度病巣が治癒したと考えられたにもかかわらず時間をおいて肺癌の病巣が再び現れることをいいます。つまり肺癌が治りきっておらず、また目に見える形で出てきてしまうことです。治療法は再発部位などにより異なりますが化学療法や放射線治療を行うことがあります。再手術をおこなうこともあります。脳転移の場合は放射線による治療成績が良いことから、小さい病巣であれば脳神経外科、放射線治療科と共同で定位放射線療法などの治療を行うことがあります。最初に出来た癌の治療と同様に再発の場合も数ある治療法の中から最適な方法を話し合って決定します。治療前にその方法を選択する理由や具体的な手順、目的について説明します。

肺がん再発時の治療
脳転移:定位放射線治療など、肺・他部位転移:再手術・放射線治療・化学療法など

数ある治療法の中から最適な治療方法を
決定いたします

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