年間手術数の約4割が肺がんという慶應義塾大学病院呼吸器外科。豊富な実績をバックボーンに、
さまざまな技術の中からより確実な治療法、術式を選定しています。
2004年以降の慶應義塾大学呼吸器外科での手術件数です。
肺癌を中心に多岐に渡る胸部外科領域の手術を行なっています。
肺がんについては、毎週他科と合同でカンファレンスを行い、専門家の知識・経験を集約し最善の治療法を提案します。当科では「安全性」、「根治性」、「体への負担」の3者のバランスを考えた手術を行っています。
当科における肺がんに対する手術数の推移を示します。
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転移性肺腫瘍は、ほかの臓器のがん細胞が肺に転移した病気です。
切除により根治が期待出来る場合や、診断のために切除を行います。
慶應呼吸器外科では、消化器外科、整形外科、泌尿器科などと連携して転移性肺腫瘍に対しても積極的に治療を行っています。
当科における転移性肺腫瘍に対する手術数の推移を示します。
手術は病変の大きさ、位置などにより、楔状切除や肺葉切除が行われます。
転移性肺腫瘍に関する説明はこちらもご覧ください。
縦隔内に生じる腫瘍が縦隔腫瘍です。
縦隔内に存在する様々な臓器から腫瘍が生じます。
当科における縦隔腫瘍に対する手術数の推移を示します。
縦隔腫瘍は検診などを契機に無症状で発見されることが多く、また場所的に組織を生検して診断を得ることが難しいため、診断をかねた摘出手術が行われます。
当科ではこれ以外にも症状を呈するような巨大縦隔腫瘍や重症筋無力症を合併した胸腺腫など他科と連携しながら積極的に手術を行っています。
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気胸は何らかの原因によって肺から空気が漏れて、胸腔内に空気がたまる状態をいいます。
原因として多いのが肺嚢胞です。
当科では気胸ホットラインを立ち上げ積極的に手術を行っています。
当科における気胸・嚢胞性疾患に対する手術数の推移を示します。
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漏斗胸に関する悩みにお答えするため、慶應義塾大学呼吸器外科では漏斗胸専門外来を開設いたしました。
当科では漏斗胸でお悩みの患者さん、ご家族にわかりやすい説明を心がけ、他科と協力して、最適な治療を行います。
当科における気胸・嚢胞性疾患に対する手術数の推移を示します。
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